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VISSEのおはなし 2012年9月アーカイブ

噛む筋肉

以前、表情筋のお話しを書きましたが、今日は食べ物を噛むときに働く咀嚼筋のお話しをしますね。

 

表情筋という筋肉は、表情を作るための筋肉でしたね。頭蓋骨から起こり皮膚に停止する、たるみやすい筋肉ということを書きました。

 

では、咀嚼筋とはなんでしょうか?

顎関節を動かして食べ物を咀嚼するための筋肉のことをいいます。

顎関節は、耳の穴の前にあって口を開けたり閉じたりすると大きく動く関節です。

ということは、顎関節を動かすための筋肉だから、その関節の前後左右に咀嚼筋があるということになりますよね。

 

その咀嚼筋は4つあり、4つの筋肉が働くことで、下顎が前後左右の複雑な運動をして食べ物を噛むことができるわけです。

 

【口を閉じる筋肉(下顎を上げる動き)】

1.咬筋・・・・・・・・歯をグッと噛みしめると、顎のエラの前に盛り上がる筋肉です

2.側頭筋・・・・・・歯をグッと噛みしめると、眼の横から耳の上の方に盛り上がる筋肉(こめかみ)です

           下顎を後方に引く働きもあります

3.内側翼突筋・・骨の内側にあり、触れることはできません

【口をあける筋肉(下顎を下げる動き)】

4.外側翼突筋・・骨の内側にあり、触れることはできません

 

 表情筋は第7脳神経である顔面神経支配ですが、咀嚼筋は第5脳神経である三叉神経支配です。顔の周りにあるから同じ神経支配かと思いきや、そうではないのは筋肉を動かす目的が違うからなのでしょうかね。

 

私たちはよく、「食べるときは、たくさん噛むと良い」と言われますが、「噛みしめすぎ」は良くないということをご存知でしたでしょうか。

強い噛みしめは、咀嚼の時だけでなく、睡眠中や頑張っている時など日常でも無意識に行っていることがあります。

強く噛みしめていると、歯に負担がかかったり、頭痛や肩こりの原因になることもあるんです。

 

そうです、噛みしめているということは、咀嚼筋がギューッと緊張している状態ですね。

では、この咀嚼筋の緊張を緩めるためには、どうしたらよいのでしょうか?

 

いろいろな方法がありますが、アロマセラピーからのアプローチなら、神経を鎮静させる香りを感じながら、咬筋と側頭筋を気持ち良い強さでほぐす事をお勧めします。お仕事中でも家事の合間でも、スポーツしながらでも指一本でできますし、あるいはお風呂に入りながらトリートメントオイルを使って、ツルツルとトリートメントするのも気持ちの良いものです。

心身ともに緩む香りを使ってみましょうね。

 

また、心地よい香りを胸いっぱいに吸い込みながら、ゆったりと深呼吸をするのも良いですね。

日頃の緊張感が緩むと、筋肉がフッと緩むのを感じることでしょう。

 

朝晩の風が涼しくなり、夏のざわついた喧騒が懐かしく感じられる季節になってきたら・・・・

しっとり落ち着く香りを使って、心身を大きく緩めてみましょう。

(噛みしめが強い場合は、歯科医を受診することをお勧めします)

 

【初秋のお勧め精油】

リンデンブロッサム、クラリーセージ、オレンジ・スイート

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炎症とは

セミの鳴き声も変わり、二百十日(にひゃくとおか・立春から数えて210日目)も過ぎ、そしてトンボがヒラヒラと飛ぶ景色が見られるようになってきました。

日中は暑くても、さらりと吹く風に秋の匂いを感じます。

暑さと強い日差しで興奮状態だった心と体が、涼しい風と秋の匂いを感じてフッと緩むと、何とも言えない不思議な郷愁を感じます。

 

さて、先日、蜂に刺されたことを書きましたが、今日はその時の刺された指に何が起こっていたのかを書きますね。

 

私たちの体には、何かの刺激を受けた時に、生体防御や局所の修復のために炎症という反応が起きる仕組みがあります。

炎症とは、傷の周りが赤く腫れて痛んだり、風邪で喉が腫れたり、花粉症で鼻水が出る・・・といった状態のことを言います。

まさに、蜂に刺された指は、みるみる赤く腫れあがり、痛みも強くジンジンしていました。

 

では、炎症の原因となるものとは、どんなものでしょうか。

外傷や紫外線などの物理的因子、毒素などの化学的因子、ウイルスや細菌などの生物学的因子、そしてアレルギー反応が挙げられます。

傷をおったとか、日焼けをして赤くなったとか、風邪をひいたとか、そういうことですね。

 

そしてその後どうなるかというと、炎症反応がおきます。

原因に対して、自分の体を守るために起きる反応です。だから、炎症反応が起きることは正常な反応と考えられます。

 

体の一部に起きた急性の炎症では、次の5つことが起きます。(これを5大徴候といいます)

「発赤、熱感、腫脹、疼痛、機能障害」

組織が障害された後、血管が広がるから赤くなって熱くなって腫れ、痛みも出て、血漿のタンパクが漏れ出るから腫れて、肉芽が作られるから機能障害が起きる、という順番になっているのです。

この5大徴候は、覚えておくと便利ですよ。

ほっせき、ねっかん、しゅちょう、とうつう、きのうしょうがいっ♪と、歌って覚えてしまいましょう。

 

そして、この炎症がどういう過程を経て、どの程度ひどくなるかは、炎症の原因と自分の体の状態のシーソーバランスによって決まります。

 

さて、蜂に刺された部位の炎症反応は、抗生剤とロキソニン(痛みどめ)により5日ほどで治まりましたが、肉芽(傷跡)はしっかり残っています。2カモミール.JPG

 

 

 

 

 

 

 

カモミール精油には、殺菌・消毒・鎮痛・細胞成長促進・瘢痕形成・鎮静・抗炎症作用があります。

家庭に1本常備しておくと便利な、「植物の救急箱」です。


草むしりと蜂刺され

夏の間に長く伸びたモッコウバラの剪定と、雑草のごとく繁っているメリッサを、めくらめっぽうにバサバサと刈り込んでいたら、あしなが蜂にガツン!と刺されてしまいました。

その痛さったら・・・どう表現しようかしら・・・・・指に5寸釘を打ちこまれたような痛さ、かな。

 

ただ、蜂はやみくもに攻撃してきたわけではなく、我慢に我慢を重ねた挙句、たぶん腹に据えかねて刺したんだろうという状況だったので、刺された後も不思議と蜂を怖いとは感じませんでした。

 

というのも、刺された後に、よくよくバラの枝の中を見てみたら、密集した枝の中ほどにあしばが蜂が巣を作っていて、どうやら私は巣のあたりまで手を伸ばしてガサガサと揺らしながら枝を切っていたのでした。

その巣の、ちっちゃい六角形の各部屋にはびっしりと蜂が入っていて、一歩間違えたら蜂ごと巣をつかんでいたんだろうなという距離感だったのです。

 

枝を揺らし、蜂を攻撃しているとしか思えない状況の中、ずいぶん長い時間蜂たちは耐えていたのでしょう。枝がすっきりして、もうそろそろ枝切りを終わりにしようかしら、と思ったその時、ガツン!と刺されたのでした。

そうです、まるで5寸釘を打ち込むように・・・。

「もう我慢の限界だ!これ以上、我が家に近づくな!刺しちゃえ~~」とでも言いたかったのかな?

 

さて、体のツボをさがすときには「肘から3寸」などというように、体の寸法を寸で表しますが。

この時の寸は、自分の親指の横幅が1寸になります。

 

親指の横幅5本分の長さの釘・・・・そうとう痛いイメージが、伝わりましたでしょうか?(笑)

 

蜂刺されの直後には患部を流水でよく洗い流し、バッチフラワーレメディのレスキュークリームを塗り、ホメオパシーの「Apis」をとり、その後医者に行き応急処置をしてもらいました。

 

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